安倍なつみ、日テレ主演ドラマはノーギャラ?

惨敗「仔犬のワルツ」の珍騒動をリポート。開局記念ドラマ、ということで制作は日テレの自前。演出担当の日テレディレクター3名のうち、一人はベテランだからよいが、他の二人はドラマをロクに知らない若手で現場大混乱、とテレビ雑誌編集が語る。
スケジュールの進行もままならず遅れる収録。出演者の市原隼人は、夏ドラマ「ウォーターボーイズ」出演が決まっているので、早くシンクロの特訓に入らなくてはならないのだが、”仔犬”が押し捲っているせいでハードスケジュールに。
ドラマの宣伝になるテレビ雑誌の取材も、とても受け入れられる状態ではなく、5月中旬に発売されたテレビ誌の「感涙ドラマ特集」からも”仔犬”は外されていた。撮影時だけでなく編集もメチャクチャで、正味45分のドラマなのに編集したら120分になっていた、とこれも前述のテレビ雑誌編集。アンタしゃべりすぎやで(笑)。現場はベテランの助監督がいるので、なんとか撮影は進行している。
脚本も遅れ気味で、役者も演技がやりづらく困惑。発注の関係で、次のストーリーを知っているんじゃないか、と思った出演者のマネジャーたちが大道具スタッフを詰問する光景も。おまけに出演者のギャラも細かく決められていなかったそうで、視聴率も悪いことだしギャラ出ないんじゃないか、と戦々恐々する人も。ドラマのなっちよりも、不幸な現場だそうだ。
次の松浦亜弥柔道ドラマも、どうなることやら。テレビ雑誌を読んでいる人は分かると思うが、当初は中村雅俊との親子愛の内容になるはずだった。それがオリンピックがらみでスポ根柔道物語に。女優あややの評価を落とした、フジテレビのフットサルドラマよりひどくなるかも。中村雅俊は、日テレ土曜9時枠の「歓迎!ダンジキ御一行様」(元水泳選手・田島寧子の”女優デビュー”ドラマ、2001年)で、ドラマの内容がなかなか決まらずコケた過去もあり、また出るの、という感じもする。

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