★杉田かおるに、おなかのお肉を掴まれて激怒した女優とは?

11時半からはフジテレビ「メントレG」。ゲストは杉田かおる。芸能界デビューは「チー坊」ではなく、日本テレビのワイドショーだった、とは知らなかった。当時8歳。芸能人に突撃取材し、「初体験(しょたいけん)はいつ?」などとインタビューする役だったそうだ。すごいわ。

初めてのセックスのことを指す「初体験」は、今は「はつたいけん」と発音するのが主流ですが、正しくは「しょたいけん」なんですよね。では「初出演」や「初登場」はどうなのか、と思いますが、これらは後に出来た造語なのかもしれない。杉田さんがしゃべる言葉が比較的綺麗なのは、やはり子役出身だから、なのでしょうか。

子役時代に、当時お母さん役で大人気だった、あるドラマの主演女優に抱きつくシーンで、おなかのお肉を掴んでしまい、女優を怒らせてしまって杉田さんは降板する羽目に。「来週からは死んだ役になっていた」と。京塚昌子…?
「テレビドラマデータベース」http://www.tvdrama-db.com/によると、このドラマらしい。

「 山盛り食堂」(NTV)放送期間 1975/10/1 〜 1976/3/10 水曜日 20:00-20:54
国道沿いの食堂を舞台に、トラック運転手、足の不自由な女の子(杉田かおる)などが繰り広げる人情コメディ。杉田かおるの好演が注目された作品だったが、京塚昌子が杉田を気に入らないという理由で杉田かおるは途中降板させられたという。脚本の向田邦子も乳ガンの悪化により途中降板。

今日配信のメルマガ、サイバッチ「日刊プチバッチ!」http://www.cybazzi.com/にはこんな記事が。

「女性セブン」(9月9日号)を読んでいてとんでないものを発見しました。
<「省エネSEX」と「カツアゲ」−杉田かおるボンバー語録>に、
<……とある男性週刊誌で語っている。
「同棲したこともあったんだけど、"なんか特殊部落の人と暮らしているみたいで安らげない"って。寝てるか食っているかヤツってるかみたいな」
 聞き手の脚本家。宮藤官九郎(34才)、かなり引き気味>
 と、書いてあるではないですか!! うぁ、これは大変だ。"特殊部落"の人は、特殊な人間だから、寝てるか食っているかセックスしているだけであると言っているんですよ、杉田かおるは。それをそのまま「男性週刊誌」が載せ、「女性セブン」は引用しているんです。
 常に弱者の立場になって国家権力と闘い続けてきた社会派ジャーナリストであると俺としては、こういう部落差別を助長する手合いは絶対に許せません。さて、どうしようかな? うけけけけ。

テレビで「部落」という言葉を使うと即時に訂正が入りますが(NHKの番組で、素人のおじいさんが、「集落」の意味で「部落」と発言したときのアナウンサーの訂正の早さには驚いた)、雑誌はOKなのかしらん。

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