★「毛の商人」高須基仁企画の「盗作写真集」が発禁になっていた

昨日発売の週刊現代に「騒然 女優101人『ヘア写真集』ビックリ中身」という記事。
出版プロデューサー・高須基仁が作ったヘア写真集「HAIR」(雷韻出版、定価4830円)。過去に出版されたヘアヌード写真集から101冊を選び、それぞれ数枚のカットを抜き出しカタログ化したもの。
しかし、掲載に当たってカメラマン、出版社、モデル、プロダクションから全く許可を取っていなかったため、宮沢りえの「Santa Fe」などを出版した朝日出版社の申し入れにより取次が流通をストップ。9月7日に予定していた発売は中止に。
同写真集を1万部刷った版元の雷韻出版・山田一成社長は「初めから販売は難航すると思っていた。でも高須氏に勧められてその気になってしまった」と反省。高須氏の事務所は「今回のヘア全史の出版は最近の国家権力への挑戦であり、あえて規制を踏みにじっての出版を試みた」とコメント。
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出版直前に、高須氏は連載を持つ雑誌「サイゾー」で「ヘアはもともと非合法なんだ。権利や法律を主張するなら、ヘアなんか出すな。どこから文句が来るか楽しみだ」と書いていた。
サイゾー11月号(10月18日発売)では、

編集部「高須さん、確か本誌9月号で8月下旬に不法ヘアヌード写真集を出すと息巻いていましたが、あれはどうなったんですか?」
高須「…」
編集部「何かあったんですか?」
高須「…」
編集部「いったいどうするんですか?」
高須「なかったことにしてください」
オレはそもそもリスクヘッジというものをしない。…その結果、予定していた出版物が発売不能になることもある。…発禁になろうと、出版不可能な事情が出てこようと、1冊でも見本刷りがあればそれを自分の棺桶の中に入れられる。そう思えば全くどうってことない。

高須氏自身は「どうってことない」んでしょうが、周りの人間はかなり迷惑しているような感じがしますが。でも高須氏のキャラクターで許されちゃうのかな。
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