★眞鍋かをり、ひきこもり2ちゃねらーに「やらせてあげましょうよ」

札幌テレビ=日本テレビ「爆笑問題のススメ」。ゲストは作家・森村誠一、「人間の証明」のススメ。
現代の「人間の証明」。最も激烈な表現である「言葉の暴力」について。
森村氏が受けた「最大の言葉の暴力」は、小説「人間の証明」が一番燃えている時期に、新聞の書評欄に「ドブに咲いたあだ花に過ぎない」と酷評されたこと。批判は、「一対一で言われるのはどうってことないが、多数の人間の前で言われるとすごい屈辱」現代はそういう暴力が多い、と。
2ちゃんねるの話に。
太田光「僕は、もうそれから見ないようにしているんですけど、自分の名前で検索するとブワーッと出てくるんですよ。これは一ヶ月ぐらい立ち直れないですよ。見てショックで。何が書いてあるかじゃないんですよ。こんな悪意を俺に持っている人がいるということに、立ち直れないですよ」
田中裕二に「お前の悪口が書いているのがあると嬉しくて」と毒?を吐いたあと、
太田「何が傷つくかってというとね、そのことで(書かれた側が)傷つくってそれほど思ってないんですよ、書いてる人は。そのことがいやなんですよ。書いてるほうは、暴力という意識がないんですよ」
森村「どういう表現の仕方をするという事が”人間の証明”になりますね」
太田「(書いているのは)どんな奴らだ、と思うんですよ。一日中パソコンに向かって。表現する場が他にない人たちなんじゃないか」
森村「(普段の生活で)認められてないから、インターネットで無責任に発信するんですね。悪い言葉のほうが、いい言葉より断然インパクトがある。悪口のほうが発信しやすい。真の表現というのはね、自分の表現に責任を持たなければいけないんですよ」
太田「(書いている人は)自分の発言に責任を持っていないんですよ」
眞鍋かをり「そういうところでやらせといてあげないと、かわいそうじゃないですか。だってお外も出れないし、友達も居ないのにね。やらせてあげましょうよ」
田中「かをりちゃん『萌え〜』とみんな書いているんだろうね」
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確かに、身に覚えのない人たちからの「言葉の暴力」の洪水には耐えられないだろう。2ちゃんねるで勝手に盛り上がるぶんには、自分がそれを見に行かなければ済む話だが、自分のサイトが荒らされたらつらい。
最近ライブドアブログで、アダルトブログを荒らす「エログ狩り」が横行しているようだが、自身の裸画像を載せている某エログには「お前の名前や勤務先を晒すぞ」という脅迫めいた書き込みが多く、閉鎖も考えている、と。書き込む側は「暴力という意識」が全くなく、単に「面白いから」「ストレス解消」程度。自戒しなければならない。

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