★「ザ・ベストテン」特番を見て、80年代は良かったな、と思うのは中年の証拠か

昨日のTBS「ザ・ベストテン2004」。司会:黒柳徹子安住紳一郎
昨年の「ザ・ベストテン2003」と比べると、放送時間も9時からに半分に短縮され、
スタジオトーク中心など、経費削減された感じであった。過去のVTRも昨年に比べると少なめ。
今回は、完全に「ベストテン世代」である30、40代向けの内容。
昨年の松浦亜弥SAYAKAや、過去のベストテンスペシャルに出ていたKinKi Kidsなど
今のアイドルは一切出ず、”懐メロ番組”になった。
ダチョウ倶楽部の肥後克広が、偽「久米宏」として登場。
オープニングで登場する中森明菜。全盛期に比べると声量が落ち、痛々しい感じ。
くりぃむしちゅー有田が偽「安住」、上田が偽「黒柳」として登場。
THE ALFEEはライブのリハーサルを行っている大阪城ホールから中継で登場。
「スポットライト」は杉田かおるが「鳥の詩」を歌う。
杉田と仲良しの光浦靖子島崎和歌子が応援に駆けつけ盛り上げる。いい雰囲気である。
今年のキーワードである「負け犬」の代表と言われた杉田、
「負け犬」を象徴するようなセット(屋台の飲み屋で酔っ払う女たち)の前で歌う。
ラテ欄に「杉田雌伏23年」と書いてあったが、杉田は「雌犬」と書かれた、と言っていた。
南野陽子が昨年に引き続き登場。今年がデビュー20周年だと思っていたが、実は来年だった、と。
今日の目玉、松田聖子田原俊彦が手をつないで登場。24年前ではありえないことである。
新聞のラテ欄に並べて載せただけで抗議殺到、という有名な逸話。
冬のソナタ」の名場面を再現する二人。田原と聖子が二つの雪だるまを引き寄せるが、
力が入りすぎた聖子、思い切り雪だるまがぶつかりスタジオ失笑。
C-C-B(3人)が再結成。過去にテレ朝「これが日本のベスト100」などでも出ていたが、
今回はベストテンならではの、80年代テイストのセットで歌う。
巨大な胸を持つ女性をあらわしたセット。乳首も露出。実に80年代でいい感じである。
吉川晃司は久々に「モニカ」をファンの前で歌う。今風にアレンジされていてやや不満。
上田が筑紫哲也に扮し、偽久米と偽安住と一緒に「NEWS23.5」というショートコント。
岩崎宏美の応援に女優の岩崎ひろみ岩崎ひろみが「ふたりっ子」で有名になった頃、
岩崎宏美は「苗字が違いましたから」。そういえば「益田宏美」と名乗っていた時期も。
渡辺美里は長崎ハウステンボスから中継。苗場中継も断続的に入るが無視される。
「シルエット・ロマンス」の大橋純子。山咲トオルKABA.ちゃんが駆けつける。
ラストは堀内孝雄が「君の瞳は10000ボルト」をゲスト全員と熱唱。骸骨のCGも。
エンディングは全員で「ハイ、ポーズ」記念写真を撮影。
私は1983年1月、「ザ・ベストテン」に柏原芳恵(よしえ)のリクエスト葉書を書き、
番組内で名前を呼ばれた。後日、柏原、近藤真彦堀ちえみが写った記念写真が送られてきた。
昨年12月30日に書いた日記■ TBS「ザ・ベストテン2003」放送中…実況ありを読み返すと、
番組としては昨年のほうが面白かった感じ。あややも出してほしい。
番組中、番組の記念ムック「ザ・ベストテン」を出演者が読んでいたが、紹介はされなかった。

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