★コアマガジンの雑誌が「岡田有希子遺体写真」を掲載

コアマガジン「ブレイクマックス」4月号(編集長・栗林勝)が、1986年4月に起きた、当時のアイドル歌手・岡田有希子の飛び降り自殺現場を掲載した、雑誌の写真を転載している。
「死を選んだ彼女 女性芸能人の自殺」という記事。自殺した女性芸能人、岡田有希子可愛かずみ堀口綾子(元アイドルグループ「みるく」)らのケースが取り上げられている。
岡田有希子については「現役アイドルの衝撃の飛び降り自殺。その遺骸を収めた写真は、写真週刊誌やスポーツ新聞に掲載され、飛び散った脳漿とうつぶせになり動かなくなったアイドルの姿は、我々にこれ以上ないインパクトを与え、彼女の死を嘆いたファンの後追い自殺も続出した」という書き出し。
所属事務所・サンミュージック屋上から飛び降り、路上に横たわる岡田有希子の遺体写真のキャプションには「FRIDAY 86.4.25 PH・報知新聞 この画像は人々にものすごい衝撃を与えた」とあるが、誤りである。
報知新聞(スポーツ報知)が、岡田有希子の自殺翌日に、裏一面に大きく掲載した衝撃写真。雑誌に掲載したのはフライデーではなく、当時文藝春秋が発行していた写真週刊誌(当時は隔週誌)「エンマ」である。岡田有希子の特集号で、脳味噌が飛び散った遺体写真のほかに、過去の秘蔵写真も満載。
報知については、別冊宝島690「100万人のアイドルポップス」というムックで、有里川克良という三文ライターが「スポーツ新聞の一面にカラーで出た」と書いていたが誤り。当時のスポーツ紙はまだ二色刷りだった。

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