★今年、こんな本を読みました

今年、私が購入した書籍を挙げてみます。雑誌やムックは、すでに処分したものも多いので省略。面白そうだな、と思う本、ありますか?(順序は奥付の発行日順)

【1月】
10日
超簡単!ブログ入門―たった2時間で自分のホームページが持てる 角川oneテーマ21増田 真樹 (著)
※初心者用のブログ入門本。「共感を得る内容を書く」のがブログの楽しみ、と説く。

19日
『噂の真相』25年戦記 集英社新書岡留 安則 (著)
※休刊した雑誌「噂の真相」編集長による内幕本。岡留にとって都合の悪い事柄はスルー。


20日
大切なことは60字で書ける 新潮新書高橋 昭男 (著)
※「使える」文章を書くには、「とにかく短く、わかりやすくを心がけながら書く」。

【2月】
2日
これが本当のマスコミだ―社員が教える企業ミシュラン渡辺 正裕 (著)
※マスコミ業界の社員の声を基にした、「業界会社案内」。超優良企業は「リクルート」。

10日
帝都東京・地下の謎86秋庭 俊 (著)
※東京の地下の謎に固執する著者による謎本。著者の思い込みが多い「トンデモ本」。

【3月】
3日
編集者! マスコミの学校花田 紀凱 (著)
※元週刊文春編集長の花田による交友録。編集志望者に役立つかどうかは疑問な感じも。

10日
メディア裏支配―語られざる巨大マスコミの暗闘史田中 良紹 (著)
※元TBS社員の著者によるマスコミ批判本。「国会TV」がスカパー!で停波された時の話も。

22日
ドキュメンタリーは嘘をつく森 達也 (著)
オウム真理教信者を撮った映画監督の著者が、「ドキュメンタリーは一人称だ」と主張。

25日
モーニング娘。×つんく♂〈2〉能地 祐子 (著)
モーニング娘。メンバーと卒業生、つんく♂へのロング・インタビュー集。ファン向け。

31日
けなす技術山本 一郎 (著)
※「わざと反論し、けなし、紛争を起こすことが問題の本質に近づく最短距離」とのこと。

【4月】
1日
プロ野球ユニフォーム物語
綱島 理友, 綿谷 寛
※357ページ、7350円の大型本。ユニフォームからプロ野球の歴史が一目瞭然。スゴイ。

杉田杉田 かおる (著)
※かつて杉田が入信していた宗教についての記述。当時の夫についても少し触れている。

22日
探偵!ナイトスクープ―アホの遺伝子松本 修 (著)
※ABC「探偵!ナイトスクープ」草創期の裏話。「依頼者と制作者の信頼関係」を訴える。

【5月】
1日
定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか? 新潮文庫三戸 祐子 (著)
※JR福知山線事故の頃、よく紹介された本。定刻発車のルーツは江戸時代の「参勤交代」。

のんびり列車の旅一個人編集部
※鉄道マニアではない中高年向けに、鉄道の旅を提案。本文、データともに誤りが多数。

5日
ことばおじさんの気になることば 生活人新書NHKアナウンス室ことば班 (編集)
※NHK番組の書籍化。「ことばおじさん梅津正樹アナが「気になる言葉」について解説。

9日
教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書 NET TRAVELLERS200Xばるぼら (著)
※個人サイトの歴史書。当Blog「★てれびまにあ。」も314、396ページに紹介されている。

10日
この駅名に問題あり楠原 佑介 (著)
※地名研究の著者による駅名批判本。著者の、新しい地名を一切認めない論理に問題あり。

20日
NHK―問われる公共放送 岩波新書 新赤版 (947)松田 浩 (著)
※「多メディア多チャンネル時代こそ“本来の公共放送”が必要」と主張する。

22日
著作権とは何か―文化と創造のゆくえ 集英社新書福井 健策 (著)
※著作権専門の弁護士である著者が、著作権の基礎や考え方を実例を挙げて解説。

【6月】
15日
わが闘争―不良青年は世界を目指す角川 春樹 (著)
※前半は「UFOを見た」などと言うオカルト本、後半は出版社経営者としてのビジネス本。

23日
生まれる地名、消える地名―「平成の大合併」で日本地図に大異変!今尾 恵介 (著)
※「平成の大合併」によって生まれた、又は、合併破談で幻となった新市名について解説。

28日
市町村合併で「地名」を殺すな片岡 正人 (著)
※著者の主観だけで書かれた地名本。茨城”小美玉市”の項など、取材していないのが明白。

メディアの支配者中川 一徳 (著)
フジサンケイグループの暗黒物語。上下巻の大著だが、下巻の途中で読むのを挫折した。

【7月】
1日
放送禁止映像大全天野 ミチヒロ (著)
※テレビ・映画の映像作品のうち、様々な理由でもう見られない作品について解説。

8日
放送中止事件50年―テレビは何を伝えることを拒んだか メディア総研ブックレットメディア総合研究所 (編集)
※ブックレットなので、記事の薄さは仕方ない部分もあるが、この内容で800円は高い。

23日
日テレドラマ半世紀日本テレビ (編集)
※日テレ公式なのに杜撰な本。データ部分も信頼性に欠ける。主筆は元TV誌記者岩佐陽一。

25日
スローブログ宣言!鈴木 芳樹 (著)
はてなダイアリーユーザーの著者が、ブログ運営上で経験した出来事をまとめた本。

ヤンタンの時代。渡辺 一雄 (著)
※毎日放送ラジオ「ヤングタウン」を生んだ著者が、「深夜放送」の黄金時代を振り返る。

30日
まるごと名鉄ぶらり沿線の旅 NEXT徳田 耕一 (著)
※1995年に七賢出版から発売された同書が、版元を移して新装刊。

スクープ音声が伝えた戦後ニッポン文化放送報道部 (監修)
※CDブック。ラジオ局・文化放送のスクープ報道の歴史。

【8月】
10日
お笑い 男の星座2 私情最強編 文春文庫浅草キッド (著)
※2003年7月、文藝春秋から発行された単行本を文庫化。

19日
イマイと申します。―架空請求に挑む、執念の報道記録日本テレビ『報道特捜プロジェクト』 (著)
※「報道特捜プロジェクト」のイマイ記者が、悪徳業者と対決。未放送部分も完全収録。

25日
元AV嬢 宝島社文庫まりも (著)
※著者のブログを単行本化。まりもサンのブログは、当「てれびまにあ。」の記事にも言及。

【9月】
5日
新・食べるな、危険!食品と暮らしの安全基金 (著), 小若 順一
※2002年に刊行された「食べるな、危険!」の新装改訂版。

使うな、危険!食品と暮らしの安全基金 (著), 小若 順一
※「新・食べるな、危険!」の姉妹本。「食べるな」に比べると、説得力が弱い部分も。

インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?―情報化がもたらした「リスクヘッジ社会」の行方森 健 (著)
※講談社・Web現代「ITは人を幸せにするか?」で連載した記事を加筆訂正し書籍化。

13日
眞鍋かをりのココだけの話 ココログブックス眞鍋 かをり (著)
※説明不要の眞鍋ブログ本。巻末の「読まれるための10カ条」は参考になるかも。

15日
新聞がなくなる日歌川 令三 (著)
※元毎日新聞記者の著者が、新聞の現状と将来を考える。紙新聞は2030年に消滅、と予測。

視聴者が動いた 巨大NHKがなくなる田原 茂行 (著)
※元TBS編成部の著者が、NHKの問題点を挙げ「放送チャンネルの半減」などを提言。

30日
セックス依存症だった私 K子 (著), 押川 剛 (編集)
※セックスのみならず、薬物や犯罪にも依存し、克服に努力する女性へのインタビュー。

イン・ヒズ・オウン・サイト ネット巌窟王の電脳日記ワールド小田嶋 隆 (著)
※コラムニスト・小田嶋隆のブログを書籍化。横組みにしたほうが、雰囲気が出たかも。

【10月】
1日
おんなひとりの鉄道旅 BE‐PAL BOOKS矢野 直美 (著)
※雑誌「ビーパル」連載を単行本化。女性による「鉄道ガイド本」は珍しい。

10日
しょこたん☆ぶろぐ中川 翔子 (著)
※説明不要のしょこたんブログ。横組み、オールカラー。日付順でないところが残念。

11日
テレビお笑いタレント史 お笑いブームはここから始まった山中 伊知郎 (監修)
※お笑いの現在・過去・未来を網羅。巻末のテレビ年表など資料部分も充実している。

12日
眞鍋を学べ! 眞鍋かをりフォトエッセイ(第二刷)眞鍋 かをり (著) (第一刷発行は2003年)
※週刊宝島の眞鍋連載を単行本化。今年話題になった「ココだけの話」の原点。

15日
ブログ・ジャーナリズム―300万人のメディア湯川 鶴章 (著), 高田 昌幸 (著), 藤代 裕之 (著)

鈴井貴之編集長 大泉洋 OFFICE CUE Presents (著)

25日
ブログ&掲示板攻撃・防衛マニュアル三沢 武士 (著)

【11月】
2日
生協の白石さん白石 昌則 (著), 東京農工大学の学生の皆さん (著)

10日
すぐに使えるブログカスタマイズブック今井 剛 (著), 春名 哲雄 (著)

ニッポン鉄道遺産を旅する斉木 実 (著), 米屋 浩二 (著)

30日
まるごと近鉄ぶらり沿線の旅 まるごとぶらり沿線の旅シリーズ徳田 耕一 (著)

【12月】
12日
実録!少年マガジン名作漫画編集奮闘記宮原 照夫 (著)

27日
古田のブログ古田 敦也 (著)

31日
華原朋美写真集「crystallize」藤代 冥砂 (写真)

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