★「R-1ぐらんぷり2006」決勝戦・現地リポート

2月18日開催、19日放送「R-1ぐらんぷり2006」決勝戦について。

18日、東京・砧のTMCで、生放送形式で収録。私は集合時刻の15分前に到着したが、すでに長蛇の列。TMCの廊下でしばらく待たされたのち、列の前半の人はスタジオ後方のスタンド席に、後半の人は前方のベンチに誘導される。私は前から7列目ぐらいで、カメラからは見切れていたので映らなかった。MC席が近い。村西利恵アナ、キレイで細い。そういえば昨年のサブMCは石川亜沙美だったなぁ。

一番手は友近。東京準決勝のネタは、セットが大がかりな“アメリカドラマによくある風景”だったが、決勝はわかりやすい新体操ネタ。友近が前にかがむたびに、胸の谷間が見えてセクシー(^^;

次はバカリズム。手描きのフリップを使った「トツギーノ」。東京準決勝は似たようなネタの「カエリーノ」だったが、準決勝のほうがウケていたような。

中山功太。「OLの“腹立つもの”を全部詰め込んでみました」と言うOL描写ネタ。審査員の得点の低さを指摘する声が多いようだが、昨年のネタとあまり変わらないような気がした。

なかやまきんに君の別エントリーであるキャプテン☆ボンバー。MC宮迫博之曰く、昨年の長州小力と同じく「にぎやかし枠」。他の芸人の評価を上げるための?“噛ませ犬”を決勝に残すことには異論もあるが、番組構成上や上位入賞者への配慮はともかく、“なんでもOK”が趣旨の大会だから良いのでは。ボンバーは“きんに君”より面白いと思う。

あべこうじ。東京準決勝のネタとほぼ同じ。面白い、というよりウマイ、という感じが前面に出てしまったような。昨年より“うざい”感が薄くなったような気がした。

浅越ゴエ。「なるトモ!」(読売テレビ)などでもよくやっているニュースネタ。審査員のダンカンが「(うますぎて)ドキドキ(感)がない」と言っていたが確かに。

岸学。東京準決勝と同じ“いじめられている先生”ネタ。「先生の手帳の土曜日に“アド街ック天国”と書いた奴は誰だ!」のくだりで、「なんでも鑑定団」「レディス4」の部分は準決勝にはなかった。

優勝した博多華丸。「とんねるずのみなさんのおかげでした」でおなじみの「“アタック25”の児玉清」。“あいうえお作文”だが、行が終わるごとに観客が大拍手。客席で見ていて、これは優勝決まりだな、と思った。会場では、MC宮迫が、審査員もう一人にも感想を聞こうとしていたが、華丸だけ二人に聞くのはおかしい、ということで聞くのを止めた(この部分は未放送)。

優勝決定シーンは、去年のほっしゃん。に比べると感動的な度合いは低かったが、華丸の優勝は順当だった、と思う。事前番組は関東でもやって欲しかった。
また、今朝の情報番組で「R-1」を取り上げたのは、フジテレビ「めざましテレビ」のみ。サンスポ記事を紹介。大塚範一キャスターも華丸には注目していた、とのこと。「(とんねるずのみなさんのおかげ)“でした”に出ていましたよね」と。

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