★週刊文春「日テレ視聴率買収元プロデューサー 結婚お祝いビデオで大儲け」

きょう発売の文春より。
●平成15年、日テレの社員プロデューサー・安藤正臣(記事では「A氏」と表記)が、探偵を使って割り出した「視聴率モニター」に、現金や商品券を渡していた。「フラッシュ」が報じ、安藤は懲戒解雇。しかし、氏家会長は続投、副会長、社長がそれぞれ降格のみ、という大甘処分だった。会見から雑誌媒体は排除され、日テレ広報担当者はフラッシュ記者に「馬鹿野郎、おまえらはこんな仕事をして楽しいか!」と暴言を吐いた
●日テレをクビになった安藤は、翌年7月、結婚式で流す芸能人のビデオメッセージを制作する会社を自宅に設立。扱う芸能人はガッツ石松デヴィ夫人ボビー・オロゴンなどで、商売は順調
●現在は、世田谷区内にオフィスを構え、今年2月には、TBSのニュース番組で注目の会社として紹介される。日テレ関係者によると、安藤は「ちょうど会社を辞めようと思っていたから、記事を書いたフラッシュには感謝している。自分は起業が向いている」と言った、とのこと
●安藤本人に直撃するが「ノーコメントです」

※以前、日刊ゲンダイが「安藤はブライダル関係の会社を立ち上げた」と小さく報じていた。

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週刊新潮蓮池薫さんをアキレさせた”怪しいスクープ”」。
きのう月曜日、「週刊誌革命!!」と銘打ち新装刊した「週刊現代」。「蓮池薫は私を拉致しようと日本に上陸していた」という記事は「全部デタラメ」と、兄の蓮池透さん。「こんな記事が”週刊誌革命”なんでしょうか」

※白いバックに赤題字で、藤原紀香の表紙の週刊現代。どうみても最近好調な「週刊朝日」そっくりで、従来の週現の泥臭さが消えている。中身もレイアウトや見出しの文字を大きくしたりして週朝ぽいが、長期連載はそのままなので違和感あり。
男性中高年が読者層で、部数減が止まらない週現。今や”女性誌”になった文春や新潮を真似るのではなく、朝日を真似るというのもなんか情けない。ライバル誌・週刊ポストも来年AERA(朝日)ふうにリニューアルすると言われているが「朝日もどき」になってどうするの、という感じもする。

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