クローンケータイ続報

昨日のTBS「ニュースの森」携帯電話特集。
まずはケータイ利用者にも被害が増えている「高額請求詐欺」。過去の日記http://d.hatena.ne.jp/tetsuto/20030928に詐欺業者(元ヤミ金融業者)について書いたが、今回の詐欺業者は、日テレの番組に出ていた業者とは違い、罵詈雑言しか言えないバカだった。記者が「あなたの会社の住所は」と聞くと、発信元が03なのに「沖縄県・・・那覇市・・・、国際通りってわかってんの」記者「行ったこと無いから知らないです」業者「沖縄行ったことねぇの?バカかお前」。業者バカ丸出し(笑)。被害者(関西人か?)は、メールで送られた請求金額(十数万円)を払ってしまっていたのだが、なんで身に覚えの無い金額を払ってしまうのだろうか。オイラなら絶対払わないな。第一そんなにすぐ払える金持ってないし(失笑)。毎日生活がいっぱいいっぱいなので。オイラのことはどうでもいいです。
次は、子供の名義を使った「名義貸し被害」。友人などに「お金あげるから」と言われて自分の名義でケータイを契約したら高額請求が来た、というもの。これは名義を貸すほうが悪いが、未成年者が契約できるシステムもおかしい。18歳未満は、いかなる場合でも契約できないようにすべきである。
その次は、先週に引き続き「クローンケータイ」の続報。先週はドコモ関西のケータイだったが、今回はau(関西)。父親が高校生に買い与えたケータイ。高額請求されたが、納得できないので払っていないようだ。携帯電話会社は相変わらず「クローンケータイは存在しない」の一点張り。アメリカや韓国では「クローンケータイ」の存在が確認されており、韓国・ソウルでは、街中で堂々とケータイを複製する店も登場。「IT関係者」なる人物が登場。友人がクローンケータイを持っているとのこと。「日本で作った」と言っていた。先週大阪の弁護士が、銀行の貸金庫に収めた”被害ケータイ”の請求が来るのは来月半ば。どういう結果になるか待ち遠しいが、携帯電話会社各社は、早急にクローンケータイの存在を認め、クローンの撲滅に邁進すべきだ。これ以上被害者を増やしてはならない。
(蛇足)テレビに登場した大阪の弁護士事務所に、高額請求被害の相談が多数舞い込んでいるそうだが、ほとんどは契約者自身の”使い過ぎ”のケースが多い、と言うのは笑えるというかバカさに呆れてしまいますわ。

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