クローンケータイは存在しません、と言い切って大丈夫?

NTTドコモのサイトより転載

株式会社NTTドコモ
いわゆるクローン携帯について

 先般、お客様の携帯電話と同一の電話番号を持つ携帯電話機(いわゆるクローン携帯)が存在し、あたかもお客様が使用していない通信料金が請求される被害が発生しているかのような報道がありました。
 しかしながら、弊社の携帯電話サービスにおいては、携帯電話機及び通信ネットワーク並びにシステム等において、極めて複雑・高度な技術を用いたセキュリティ対策が幾重にも施されているため、お客様の携帯電話機からデータ等を読み出し、クローン携帯を作ることは技術的に考えられません。
 また、テレビ局の報道の中には、海外においてクローン携帯の存在が確認されたとするものがありましたが、少なくとも弊社の携帯電話サービスにつきましては、それらのシステムとは通信方式及びセキュリティシステム等が異なっており、クローン携帯を製造することは技術的に不可能であると考えておりますし、弊社のクローン携帯の存在も一切確認されておりません。
 弊社はセキュリティ対策には万全を期しておりますので、お客様におかれましては、これまで同様、安心して弊社の携帯電話をご利用いただきますようお願い申し上げます。

 なお、携帯電話機の機能向上に伴い、iモード等により短時間により多くのデータ情報の送受信が可能となっており、お客様のご利用方法によっては通信料が増える場合があります。
 弊社では、前日までにご利用された通信料をお客様ご自身で確認できるよう、以下のようなご利用料金のご案内サービスを提供させていただいておりますので、是非ご活用されますようご案内申し上げます。
(1) 一定額到達通知サービス(月額使用料無料、別途通信料がかかります)
当月1日から前日までの通話・通信料などの合計金額が1万円を超えたときに、メールでお知らせいたします。以降は、1万円超過ごとにお知らせいたします。
(2) 料金案内サービス(月額使用料無料、別途通信料がかかります)
iモード等で請求金額、通話・通信料(前日まで)がご確認できます。
詳しくは(ドコモの携帯電話、PHSの場合 局番なしの)151(無料)または(一般電話などからの場合) 0120−800−000にお問合せくださいますようお願いいたします。

TBS「ニュースの森」などで”クローンケータイ”の実験を行ったNPO法人日本情報保全協会http://www.jip.or.jp/のサイトを見ていると、”クローンケータイ”以外にも、パケット料金の不正請求はかなりある様子。ケータイ各社は、現在のような、一時間単位の不明瞭なパケット請求書を出すのではなく、何時何分何秒にどこのサイトと通信したか、誰に何文字のメールを送ったなど詳細を記録した請求書を出すべきなのだ。

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