TBSの昼帯番組をさかのぼる
長嶋一茂さんが、今年4月からTBSの昼帯(12時台)を担当するとのこと。
12時台は、長年TBSの鬼門枠、と言われていますが、70年代は「ベルトクイズQ&Q」(司会・押阪忍)、「キンキン・ケロンパ・シャボン玉こんにちは」「ポーラテレビ小説」などで高視聴率を稼いでいました。
その後どんな番組があったのか、挙げてみます。解説は筆者のオリジナルです。後半はほとんど未見。
- スーパーダイスQ(84/09/30終了)
「ベルトクイズ」の後番組。サイコロを使ったクイズ。司会は故・土居まさる。この後からTBSの鬼門枠になる。
- 貴女も社長ハイ&ロー(84/10/01〜85/03/29)
ゴールデンタイムに放送していた「人生ゲーム・ハイ&ロー」(司会・愛川欽也)を昼帯に移植。司会は玉置宏。
- 社長かヒラか!ハイ&ロー(85/04/01〜85/07/19)
司会を、湯原昌幸に替えてリニューアル。
- EXPOスクランブル(85/07/22〜85/09/16)
85年3月から開催されていた、”筑波万博”の宣伝番組。7月までは夕方に放送。司会はとんねるず他。アイドル歌手が多数出演。万博閉幕に伴い終了。
- おじゃまします(85/09/17〜85/11/01)
「打倒!笑っていいとも」。”いいとも”が制作されている、新宿西口”スタジオアルタ”にほど近い、新宿南口”コメディシアター”からの生放送。制作は関西テレビ「花王名人劇場」や日本テレビ「ズームイン!!朝!」などで知られる東阪企画。演出は澤田隆治氏。
司会はコント山口君と竹田君。元「男闘呼組」の高橋和也と「少年忍者」が、裏の”いいとも青年隊”のように、歌って踊っていた。♪おじゃま、おじゃま、おじゃまする時〜、という歌で始まるオープニングはアイドル番組の体。低視聴率のため、早々に打ち切りが決まる。最終回では澤田氏が視聴者に、番組打ち切りを発表して謝罪。コメディシアターはその後閉鎖、成人向け映画館になったりしていた。
- 新伍のお待ちどおさま(85/11/04〜90/03/30)
山城新伍の代表的番組の一つ。生放送ゆえ、新伍の発言が問題になったことも。
- ぴりっとタケロー(90/04/02〜90/09/28)
NHKアナからTBSに移籍した森本毅郎(作家・森本哲郎の弟)が、「森本ワイド・モーニングeye」「ニュース22・プライムタイム」終了後、久々のテレビ帯番組レギュラー。後述の「わいど!ウオッチャー」でもキャスターを務める。
- 遊々!お昼です(90/10/01〜91/09/27)
「ぴりっとタケロー」のリニューアル版。
- 吉村明宏のクイズランチ(91/09/30〜92/10/02)
”浜っ子吉村”こと吉村明宏(ホリプロ所属)司会のトーク番組。「アッコにおまかせ!」など和田アキ子の番組に良く出ていた吉村だが、最近は通販番組ぐらいでしか見かけないなぁ。
- 素敵な気分De!(92/10/05〜93/02/26)
榊原郁恵、伊集院光などが出演。
- わいど!ウオッチャー(→ウオッチャーに改題)(93/03/01〜95/03/31)
- 山田邦子のしあわせにしてよ(95/04/03〜97/03/28)
レギュラーは故・戸川京子など。視聴者層の若返りを図る。
- ちょっと言わせて(97/03/31〜97/09/26)
- 黄金のレシピ(97/09/29-98/03/27)
- 宮本和知の熱血!昼休み(98/03/30〜98/09/25)
プロデューサーは田代冬彦氏。麻丘めぐみ、夏木ゆたかなど出演。終了間際は、生放送ではなく収録番組になっていた模様。
- おサイフいっぱいクイズ!QQQのQ(98/09/28〜98/12/25)
上岡龍太郎、笑福亭笑瓶司会の、ある意味”伝説”のクイズ番組。出題は斎藤陽子。プロデューサーは田代冬彦氏。テレビ朝日「虎の門」では、「”真っ昼ま王!”(テレ朝)と”QQQのQ、復活させるならどっち」という企画もあった。
- マダムんむん(99/01/04〜99/08/13)
安東弘樹司会。桂ざこばなど出演。
- 夏!女3人ワケあり旅(99/08/16〜99/08/31)
夏休み企画の番組。
- スーパー知恵MON(99/09/01〜2000/03/24)
- 好奇心!旅の大捜査線!!(2000/03/27〜2000/04/07)
春休み企画の番組。
- ベストタイム(2000/04/10〜2004/03/26)
福留功男。スタッフの皆様、お疲れ様でした。