★「筑紫哲也来春降板、TBSのニュース枠は30分に短縮」という情報

昨日の日刊ゲンダイに、筑紫が年齢や体力的問題により「NEWS23」を来年春の改編で降板、ニュース枠は30分に縮小しバラエティ番組などを編成する、というような内容の記事。
NEWS23」がスタートしたのは1989年だが、80年代後半は、1985年にスタートしたテレビ朝日「ニュースステーション」の成功を受けて、各局の夜のニュース番組が試行錯誤し始めたころ。
NHKが「ニュースセンター9時」(NC9)を終了させて「ニュースTODAY」(平野次郎)を始めたり、フジテレビがNHKから木村太郎を引き抜いたりしていたが、TBSは従来の「ニュースデスク」を「ニュースチャンネル」「ネットワーク」「ニュース22・プライムタイム」「ニュースデスク'88」などと目まぐるしく改編したのち、朝日新聞を退社したばかりの筑紫を起用して「筑紫哲也ニュース23」になり落ち着いた、という経緯がある。
90年代後半になり、他局の夜の編成が、ニュースよりも視聴率が取れ、また視聴者の要望も高いバラエティ番組にシフトしつつあるが、TBSも流れには逆らえない、ということか。
ニュース番組が22時台に移動し、削減されたドラマ枠の救済のために始まった帯ドラ枠「ドラマ23」を復活させ、ニュースは23時半から20分、でどうでしょう。

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