★映画雑誌「プレミア日本版」2度目の休刊

”世界でいちばん読まれている映画雑誌”というキャッチフレーズの映画雑誌「プレミア」の日本版(本家はフランス)が、来年2月で休刊することに。
出版関係の業界紙「新文化」のサイトに「アシェット婦人画報社、月刊映画誌『PREMIERE』を休刊 2005年2月21日発売の4月号をもって休刊する。創刊は1998年3月。」という記述。
実は「プレミア日本版」としては2度目の休刊。
1998年、雑誌「ELLE」などを発行しているアシェット婦人画報社(旧・婦人画報社)が「プレミア日本版」を発刊。サッカーのトルシエ監督の通訳として知られたフローラン・ダバディが編集として在籍していたのはよく知られているが、それ以前の1990年3月から1995年5月までは、角川書店が日本版を編集・発行していた。「アメリカのショービジネスを直輸入」というキャッチだった。
映画業界は、各地に大型シネコンの建設が相次ぎ、観客数増加など好況の兆しを見せているが、映画雑誌は、ネットの普及でもうお役御免か。
「プレミア日本版」の公式サイト「PREMIERE EXTRA」では、いまだに”定期購読のお申し込みはこちら”などと書かれており不親切。

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