★はなわ、小室哲哉も創価学会員。楽天・岩隈久志は「筋金入りの信者」

週刊現代1月15日号「『お笑い』創価学会王国ができる」という特集記事。
最近、お笑い芸人・長井秀和が、自ら創価学会員であることを積極的にカミングアウト。学会がお笑い芸人の間にも浸透しつつあるが、フランスでは“カルト宗教”扱いの創価学会について。
音楽プロデューサー・小室哲哉が、2004年11月6日付けの聖教新聞で、池田大作創価学会名誉会長を大絶賛。「世界の大学・学術機関から166の名誉称号を受章されているのは、全世界の人々から尊敬されている証」と。また聖教新聞についても、不偏不党のメディア、と断言。所属の吉本興業に確認すると「本人は普通の取材活動の一環として発言しただけで、信仰とかいうことではない。創価学会員ではありません」(東京広報室)。しかし、小室がglobeで売れていた頃は、学会の青年部がコンサートの観客動員やチケットの販売に関与していた、とも。小室と「TMネットワーク」などでグループを組んでいた木根尚登は有名な学会員である。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出演したイギリス人美男俳優、オーランド・ブルームも最近入信。サッカー選手のロベルト・バッジオに替わる、世界的広告塔に。学会の海外戦略が着実に実を結んでいる、と。
学会芸術部には、久本雅美をはじめ熱心な学会信者である芸能人が名を連ねるが、今回の現代の取材で新たに判ったお笑い学会員は、ベース漫談でブレイクした「はなわ」。
はなわは、学会系の月刊誌「潮」2003年11月号に登場。「アルバムでは親のこともボロクソに歌っていますが、もちろん愛はあります(笑)。今の僕のすべてを作ってくれた、たったひとりの親父であり母ちゃんですから」と家族愛を語るが、この親が学会員とのこと。また、はなわの妻も東京のある地区で熱心に活動しており、婦人部の大会で、はなわとの信心についての体験発表をしているそうだ。
はなわの所属事務所は、はなわが学会員であることを認めたが「(学会での活動内容については)ノーコメントです」と答えたそうだ。
前述の長井秀和は、12月19日付けの聖教新聞で、創価学会副男子部長と対談。自らが芸術部員であることも明らかにし「30過ぎても売れなかった時は、さすがに焦ってましたね。…悩んでいた時、おやじに『題目あげろ!』ってよく言われました。もういい加減、人生の節目だったんで、騙されたというか、ダメもとで題目をあげまくりました」と語る。
記事では、事実上芸術部No.1の久本雅美が、彦摩呂と共に司会進行役で登場する学会の“若者勧誘ビデオ”を紹介。バラエティ番組と同じノリの二人が、元暴走族という青年学会員を迎えてトーク。軽妙に笑いを取ったあと、久本「この悪タレが、創価学会に出会うことによって、どう変わっていくのか。続きを(VTRで)ご覧ください」とお涙頂戴につなげていく見事な進行。このビデオに啓蒙される若者も多いだろう、と現代の記事。
最近久本に折伏されたのが山田花子桜金造は9月26日付けの聖教新聞で信心を打ち明け、両親が学会員で創価高校に通う石原さとみは池田名誉会長の大のお気に入り。
スポーツ界では、オリックスから楽天への移籍でもめた岩隈久志投手は筋金入りの学会員。機関誌「グラフSGI」04年10月号では「池田先生の指針を胸に自分を奮い立たせ、開幕12連勝を達成。アテネ五輪の夢のマウンドにも立ちました」と語る。池田名誉会長は「広告塔」として次々芸人を取り込み、お笑い界を席巻する学会の威力に、さぞ満足しているだろう、と記事は結ぶ。
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宗教を信じるのは勝手ですが、夢を売る商売の芸能人が、宗教に入れ込む姿を見るのはつらい感じ。人気商売ゆえのココロの隙間を、宗教で埋めて癒されるのだろうか。もう少し客観的に見る目も必要だと思う。
創価学会をウォッチする「FORUM21」のサイトには、こんな記事も。

・8月10日付「聖教新聞」「野球の日本代表 岩隈投手(大阪近鉄)から闘魂のユニフォーム」「アテネで輝け!」
 「プロ野球・大阪近鉄バッファローズの背番号21といえば、若きエース・岩隈久志投手。背中にアルファベットで『ダイサク』『カネコ』のネームが入った闘魂のユニフォームが、同投手夫妻から届けられた。
 3日に両リーグトップの13勝目を挙げ、オリンピックの日本代表として、欧州へ旅立った岩隈投手。五輪発祥の地・アテネでの大活躍を、日本中が待っている」
  ※近鉄のユニフォームの背中に「ダイサク」「カネコ(池田大作夫人の名)」のネームを入れて送った岩隈夫妻。アテネでの「大活躍」を池田大作氏をはじめとする創価学会の「同志」は期待していたようだが、残念ながら予選リーグで格下のオランダ相手に先発したものの打ち込まれてKO。その後、熱発して決勝リーグでの登板はなし。残念でした。

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