★勝谷誠彦がAV女優について熱く語る

扶桑社SPA!増刊「HOT SPA!」。特集「エロ限定(裏)ベスト10」。
「隠れAVマニア・勝谷誠彦氏が選ぶ極私的AVアイドルベスト10」ビデオ誌「ビデオ・ザ・ワールド」を毎号チェックしている、知る人ぞ知るAVマニアの勝谷氏が、AV女優について熱く語る。
「今年は乃亜、横山あさ美、天宮まなみで決まりでしょう。ビデオ誌に登場する女優は、毎号チェックしてますね。常にウォッチしてないと気がすまないから、付箋貼ったりしてるもん(笑)」
勝谷氏が選ぶAV女優。1位から順に、乃亜、横山あさ美、天宮まなみ、藤沢理名、臼井利奈、宮下梨華、如月カレン、中本花凛、桜田さくら、松島かえで。勝谷氏が好きなタイプは「胸がなくて知的な女優」だそうだ。一番好きなのは痴女ものの臼井利奈。「メチャクチャやってるけど、汚れていない感じが不思議」と。桜田さくらについては「AV界のイチロー。これだけの女優がガチンコで生出し、生ファック。時代を作ったね」。
そんな勝谷氏も、最近のAV界には苦言を。ナンパものについて「あんなのは時間の無駄。時間がない中で、オレは真剣勝負で見ているんだから、お前らもそれに応えろと言いたいね」。
「AVには日本的な本音と建前がよく現れているよね。なんで無修正を解禁しないんだろう?解禁したら変態どもがガックリきて、犯罪が減ると思うんだけど…」。
勝谷氏のAV好きは、先頃終了した「日経パソコン」の連載でも何度か触れられているが、最後の無修正解禁で犯罪が減る云々については、微妙な感じもする。最近の性犯罪者は、「修正済」と「無修正」、どちらを好むのだろうか。両方か?
AV黎明期から90年代初頭までは、AVといえばレンタルビデオが主流だったが、90年代半ばからは店頭や通販で裏ビデオが手軽な値段で買えるようになり、現在のネット全盛時代では、主にアメリカに置かれているサイトから裏ビデオをダウンロードするのが一般的。国は決して認めていないが、既に無修正は解禁状態。AVメーカーも海外での販売を前提に撮影しているケースもあり、もはや「裏ビデオ」ではない。これでは写真がメインのエロ本が衰退するのは当然だが、今の中高生は、80年代以前の、ヘアや性器をありえないもので隠したりブラシで消したりしている写真を見たら、よくこんなもので抜いてたな、と笑う。無修正解禁とともに「想像力」も「創造力」も消えてしまったのかな、と思う。

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