★瀕死のハロプロを救うのは「矢口真里とソニン」の新ユニット結成

今日発売「SPA!」のコラム「石井恵梨子のもっと音楽を聴きましょう」。
「オーディションは続くも、もはや死に体のモー娘。に、明るい未来はあるのでしょうか?」というタイトルで、モーニング娘。を取り上げる。

今回は今さらのモー娘。を取り上げたいと思います。
かつてあれほど胸を張り「ヲタでもロリでもないけどモー娘。好き」と公言していた殿方たちは一体どこへ行ったのでしょう。
近年の彼女たちの没落ぶりは見るも忍びない状態になっており、私など、飯田圭織が昨年のアテネ五輪にかこつけて「地中海レーベル」なる珍妙な名前のレーベルから「エーゲ海に抱かれて」というソロデビュー曲を出していたことも知りませんでした。
ここまで来ると穏やかな死というレベルを超え、公開処刑したゾンビになおも放置プレイを続けるような、得体の知れないサディズムを感じてしまいます。
プロデューサーとして何を考えているのかわからないつんく♂。そのミステリ度はYOSHIKIを超えたといえるでしょう。

つんく♂が「いつもより厳しく審査」し、追加メンバーオーディションが「該当者なし」だった結果に、「望まれもしないのにやめるにやめられない、そんな公共事業のような団体にニッポンの未来がどうのと歌ってほしくありませんもの」と。

未来なきモー娘。およびハロプロ界隈を救う切り札があるとすれば、場の空気をまったく読んでいない矢口真里だけでしょう。
彼女とソニンがユニットを組めば、全国のサディストは狂喜乱舞します。まちがいない。

筆者の石井は、音楽ライターだそうだ。「場の空気を読めない矢口」の根拠がどこから来ているのかこのコラムではわからないが、矢口とソニンのユニットは、実現したら面白そうである。

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