★宮地真緒主演ミュージカル「ピーターパン」を観て色々思う

昨日、東京国際フォーラムで上演中の、宮地真緒主演ミュージカル「ピーターパン」を観に行った。
私(1967年生まれ)の世代では、ピーターパン=郁恵ちゃん@新宿コマ劇場、であるが、その後沖本姉妹や相原勇が主役を務めたのも含めて、一度も生で見る機会がなかった。初めて見た感想を書いてみる。

席が前から2列目だったので、宮地真緒岩崎ひろみ比企理恵ら出演者を間近で見られた。宮地の手と足がほんとに細くて驚く。胸元は“ピーターパン衣装”のため分からなかったが、空中での回転など、軽やかに動く姿に感心した。巨体の女芸人・あべこも、足にサポーターを巻きつつ、迫力あるダンスを披露していた。

出演者の宙吊りが見せ場であるが、会場のの国際フォーラムホールCは、ちょっと狭いので大きく移動できず残念な感じ。内容も、ファミリー向けと言うより小学校低学年向け、という感じ。子供らは出演者のギャグ?にケラケラ笑っていたが、大人はシラケ気味だった。もっとも、家族連れの中には、最初っから全く見る気がない親(私よりも年下であろう)もいた。
私には子供がいない(水子はいるかも…笑)ので、親の気持ちはよくわからないが、たとえ自分にとって興味がない内容でも、子供と一緒に見るべきではないだろうか。
以前見に行った“ハロプロ運動会”でも、子供にせがまれて来た親(明らかに私より年下)が、目の前で行われている競技など見ず、暇そうにケータイでメールばかり打っている姿がよく見られたが、家に帰ってから子供と話が合うのだろうか、と思ったりした。逆に、“ヒーローショー”では子供はシラケているのに親のほうが夢中になっていたりして、変な感じである。

話を戻すが、主演の宮地は、歌唱力がちょっとキツイかな、と思われる箇所もあったが、頑張って役をやっているのは十分伝わった。脚本や演出など、もう少し内容を見直す部分も必要だと思われるが、榊原郁恵などのように、「ピーターパン=宮地真緒」になればいいな、と思った。

©★てれびまにあ。2003-2013