★つくばエクスプレスの影響で、流山電鉄がワンマン運転に

25日付けの産経新聞「つくばエクスプレス開業1カ月 乗客1日12万人…高速バス打撃」という記事が載っていた。

開業一か月が経過した、つくばエクスプレス(略称TX、秋葉原−つくば間)。乗客数は初年度目標を一割程度下回るペースだが、まずまずの出足。しかし、TXと競合する私鉄やバスは、乗客激減で大打撃。

東京−つくば間の高速バスを運行する関東鉄道は、1日8000人の乗客があったが、2000人まで落ち込む。JR常磐線では、ひたち野うしく駅の利用客が減っている感じ、とのこと。千葉県流山市と松戸市を結ぶ総武流山電鉄(流鉄)も乗客が減少、「四割減に達すると鉄道経営が難しくなる」と危機感が高まっており、来年度からワンマン運転を導入して経費節減に努める方針。

流鉄はTX開業前から、今後は相当厳しくなる、と言われてきた。JR武蔵野線とTXの連絡駅、南流山駅に乗り入れるなどしないと、生き残るのは難しいのでは、という声も。

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