★さよなら四谷…文化放送社屋を見に行く

開局以来55年間使用してきた、東京・四谷の社屋から、浜松町メディアプラスに移転する文化放送。

文化放送は、JR四ッ谷駅からほど近い新宿区若葉の住宅街の中にある。1年半ぶりに四谷へ行ったのだが、文化放送の真ん前にあった中華料理店「温州軒」（グルメ雑誌などにもよく取り上げられた、文化放送出演者御用達の店）が普通の家になっていて驚いた（2005年3月閉店）。中華丼がおいしかったな、と思い出す。新宿通りから文化放送に曲がる道の角っこにはampmがあったはずだが、SHOP99になっていた。昔は「ミスタードーナツ」だった。

私が文化放送を初めて訪れたのは、今から24年前の1982年7月。当時、文化放送制作、四国放送など地方局で放送されていた「ヤングタウンAM」（文化放送では未放送。局アナ時代の、みのもんたや吉田照美も担当）のヘビーリスナーだった私（当時中学2年生、大阪在住）が、夏休みに東京に行くので、文化放送を見学させて欲しい、と小林寛子アナ（当時。「ミスDJリクエストパレード」など担当。現・日本エコツーリズム協会理事）に頼み込み、見学させてもらった。

梶原茂アナ（当時。現タレント・梶原しげる）、矢野真紀子アナ（当時）、寺島尚正アナ（当時はまだ新人アナ）の番組収録に立ち会い、梶原アナの番組に出演させてもらった。梶原アナ、寺島アナ、戸谷真人アナ（当時。「文化放送ライオンズナイター」など担当）と、文化放送近くの洋食店（現在は閉店）でお昼をおごってもらった。小林アナに、CMのナレーション録りをするので見ませんか？と誘われたのだが、そのあとの予定が入っていたので断念。

私は1986年に上京したが、当時の文化放送は、アナウンス部の廃止（その後復活）など全体的にゴタゴタしていた印象。今は、文化放送を聴く機会もあまりないのだが、また聴いてみようかな、と思いました。
（下の写真は、1982年7月の文化放送玄関前に立つ小林アナと、社内に貼られていた番組パネル）