★映画感想「7月24日通りのクリスマス」(ネタバレあり)

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映画「7月24日通りのクリスマス
キャスト:大沢たかお中谷美紀ほか
監督:村上正典、脚本:金子ありさ、企画・プロデュース:川村元気

▽11月12日、某シネコン、朝10時過ぎ、観客約20人、客層20〜30代。
▽大ヒット映画「電車男」製作チームの作品。「女性版電車男」とも言われる
▽劇場で見た「予告編」はとても面白かった
長崎市役所の地味な職員・サユリ(中谷)。長崎とポルトガル・リスボンを重ね合わせ、出会う男性に「王子様ランキング」をつけたりする妄想の日々を送っている
▽大学時代からの憧れの先輩で、東京でライティングデザイナーとして成功している・聡史(大沢)が久々に帰郷、路面電車の中で偶然再会するふたり
▽そのあと、聡史の元カノで人妻の亜希子(川原亜矢子)と聡史が見つめ合う様子を見て落ち込んだりするが、聡史にデートに誘われ“MOTE女”に変身するサユリ
▽このあたりから観ていて眠くなる
▽幼なじみで前々からサユリに好意を持っていた森山(佐藤隆太)が告白するが、振ってしまうサユリ。結局聡史と付き合い、ラストはふたりでリスボンの街を訪れる
▽前半の「王子様ランキング」など、妄想にふけるシーンは面白かったが、話の展開が単調で退屈。後半の展開も凡庸
▽サユリのイケメンの弟(阿部力)とイケてない彼女・メグミ(上野樹里。“のだめ”ふう)が“できちゃった結婚”するくだりは不要な感じも
▽サユリは「応援したくなるキャラ」ではあるが、聡史に魅力が感じられない。森山と付き合った方が幸せになれるのでは?と思った
▽上映後の観客、寝ていた人もいて退屈だった様子。予告編にダマされた映画だった

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