★和歌山の廃止予定鉄道は生き残れるか

ライブドア・PJニュース「鉄道継承事業者の公募に9者が名乗り」という記事を読んで。

南海電鉄が、今年9月いっぱいで撤退(廃止)を予定している、和歌山県の貴志川線(和歌山〜貴志)の「鉄道継承事業者」に、東京の旅行会社「トラベル・プランニング・オフィス」(TPO)、岡山で路面電車を経営する岡山電気軌道など9者(社)が名乗りを上げた、というニュース。

鉄道関連のブログや掲示板によると、TPOという会社は”イベント列車”の運行を手がけた程度で、旅行業の実績も乏しい会社、だそうだ。
岡山電気軌道は、今月で廃止になる茨城県の日立電鉄の「継承事業者」に名乗りを上げたが、日立電鉄の地元自治体の不手際などで、交渉が決裂し断念。

和歌山県の私鉄は、1971年に南海電鉄和歌山軌道線、1994年に野上電気鉄道、2002年に南海和歌山港線の末端区間と有田鉄道が廃止された。
しかし、御坊市紀州鉄道のように、瀕死状態だった前身の「御坊臨港鉄道」を、1972年に東京の不動産会社が買い取って再生したケースもあり、今回の貴志川線も、継承されるといいのですが。

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