★テレビ視聴記録…ラーメン店主・デビと我聞がドラマで競演、ぷっすまヤラセ問題ほか

テレビ視聴記録1週間分

8日(月)
●NHK「鶴瓶の家族に乾杯
笑福亭鶴瓶矢口真里が、島根県大田市仁摩を訪れる後編。仁摩保育所を訪れる矢口「“ミニモニ。じゃんけんぴょん!”って?知ってる」と園児たちに聞くが「知らん」と言われる。ミニモニ。モーニング娘。も、もう子供世代では知らないだろう。ミニモニ。の振り付けを園児に教える矢口。振りをマスターする園児たち。
「サンドミュージアム」のユニークな案内人・黒瀬知香さんと矢口が対談。19歳の黒瀬さん「彼氏はいますねぇ」。互いの両親も公認で、結婚については「これっぽっち(考えている)」と黒瀬さん、「矢口さんはどうですか?」。矢口「まだ考えてないですねぇ」。「琴ヶ浜」をまたまた「君ヶ浜」(千葉県銚子市)と間違える矢口。

●TBS月曜ゴールデン「万引きGメン二階堂雪(14)」
投資会社の悪徳営業マン・デビッド伊東と、何か秘密がありそうな医者・河相我聞、という副業のラーメン屋店主が競演…と言っても、お約束どおり?デビはすぐ死んでしまう。

まゆ毛が半分しかない遠野凪子(元不良で今は更正し介護士の役。二階堂雪=木の実ナナが保安員を務めるスーパーで万引きの過去あり)が、ボケ老人役の淡路恵子(顔のアップはちょっとキツイ)を介護する介護施設に勤めているが、遠野の過去を知っているデビが脅迫していた。デビは、淡路から多額のカネをだまし取っていた。デビが殺され、容疑者として逮捕される遠野だが、立件できず釈放。

“万引きGメン”シリーズの過去のレギュラー(警部役)のケーシー高峰が登場。杖をつかないと歩けない老人役。出来心で万引きしナナに捕まるケーシー、先を悲観したのか、公園で首吊り自殺を遂げる。ヨロヨロしている老人が、自分の背より高い場所に、紐をくくりつけられるのか。他殺を匂わせる。

デビにだまされた多額のカネが淡路に返還され、親戚だと名乗る男が淡路の家に出入り。淡路がボケていると思い「ババァ早く死んでくれねぇかな」などと暴言を吐いていたら何者かに殺されるが、その後淡路も死亡。

淡路に“塩酸ナントカ”という注射をしていた怪しそうな医者・我聞と、遠野の介護施設の長・かとうかず子(キャストの表記は“かとうかずこ”)の動きが不審で、一連の殺人は我聞と、かとうか?と視聴者に思わせるが、結果は、デビを殺害したのは遠野、ケーシーは自殺、淡路の親戚の男を殺害したのは、ボケが奇跡的に治った淡路だった。
なんじゃこりゃ。後味の悪い結末だった。あと、ケーシーの扱いはちょっとひどいのでは。

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9日(火)
●フジ「アテンションプリーズ」
“チャンネル2”なるテレビ局が、スッチー訓練生・上戸彩をリポーターに仕立て、訓練風景を密着取材。錦戸亮が働く整備場で、テレビ局クルーがボールペンを落とし、安全確保のため整備士が全員でボールペンを捜索。テレビ出演に浮かれていた上戸も、多くの人たちが真摯に働く姿を目の当たりにして考えを改め、番組収録に非協力的になった上戸に「キャビンアテンダントなんて空のお茶くみ」と暴言を吐いたテレビディレクターを一喝する上戸…。今回はいい出来だった。

●関テレ「ブスの瞳の恋してる」
エビちゃんとの関係が、写真週刊誌(フ“レ”ッシュ)に掲載されるが、気持ちは村上知子に傾斜している稲垣吾郎の前に、姿を消していた元カノ・井川遥が登場…ベタベタの恋愛ドラマになってきたが、村上は「ココリコミラクルタイプ」で見せるような、強気でふてぶてしい役のほうがいい。挿入歌を歌っている「MIYU」は森三中・大島美幸と言われているがどうでもいいや。

●フジ「タモリのジャポニカロゴス
「日本語のトリック」で“頭の体操”のような問題に挑戦…ってこの番組は「IQサプリ」か。

●テレ朝「ぷっすま」
「ココ1当てましょう」。以前は、お店の売り上げナンバーワンのメニューや商品を当て、売り上げ順に発表する企画だったが、「その店行きつけのタレントが好きなメニュー」を当てる企画に変わってからつまらなくなった。売り上げランクを公表するのは、企業秘密にあたる部分もあるから協力が得られないのも分かるが…。

そういえば今発売中の雑誌「ナックルズ」(ミリオン出版)が、「ぷっすま“彼女が水着に着替えたら”のヤラセ」(出演のエキストラがブログで“仕込み”を告白)について、テレ朝広報担当を直撃。「演出の範囲内で問題なし」と終始かわされる。あれがヤラセであるくらい、視聴者はほぼ100%理解しているはず?なのでどうでもいいが、水着に着替える女の子はガリガリのモデルばかりでつまらない。たまには樽ドルなどマニア系もお願いしたいが、デブ女性には、デブに厳しい女性視聴者が引くので却下。

「ナックルズ」には、「別冊ブブカ」の差別記事掲載問題についても言及。「ノーコメント」の別冊ブブカ編集部が情けない。「別冊宝島」の同和問題特集を参考にしたそうだが、反省も踏まえた上で、今後は同和問題についてどのような姿勢を取っていくのか聞きたいところ。廃刊して「終わったこと」にするのか。

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10日(水)
●TBS「ドリーム・プレス社
“数字を持つ男”安住紳一郎アナが主役の新番組。“安住紳一郎ヒストリー”を取り上げたこの番組、意外にも?初回から高視聴率をあげる。21時頃の「ジャスト」(安住アナ涙の最終回)紹介時あたりが最高視聴率。番組後半の「ドリーム・プレッシャー」はつまらない。

「アナウンサー安住紳一郎 青春の軌跡」。安住アナの幼少期からTBS入社まで、再現VTRでたどる。入社試験で、フジテレビからも採用が決まりそうだった、という話。もし安住アナがフジに入社していたら…。VTR明けで「自分の生い立ちを見て泣いてしまいました」と安住アナ。

TBS入社後「はなまるマーケット」「ジャスト」「さんまのスーパーからくりTV」「ザ・ベストテン復活版」「金スマ」「ぴったんこカン・カン」などに出演する映像を見て振り返る。「ベストテン」で、大先輩・久米宏との対談風景も。久米のようにニュース番組を担当すれば「あったかいキャスターになれると思う」とピーコ。

次回予告後、30秒間に渡って「TBSからのお知らせ」。苦情が殺到している「ぴーかんバディ!」で紹介した「白いんげん豆」ダイエットはお控えください、という告知。

なぜTBSは「ジャスト」を打ち切ってしまったのか。現在の「2時ピタッ!」の惨憺な状態を見ると尚更。安住アナは来年あたり、帯番組(「筑紫哲也NEWS23」の後番組説、もあるが)に復帰するかな。そういえば、以前日テレの羽鳥慎一アナは「街を歩いていると“安住さん?”と(間違えられて)声をかけられたりする」と言っていた。

●テレ朝「警視庁捜査一課9係」
殺される投資家役に小橋賢児。昨年、所属事務所「研音」を離れてから久々に見たような感じだが、死体役か…。小橋と言えばNHK「ちゅらさん」で国仲涼子の夫役を演じたが、DA PUMPを脱退した宮良忍の復帰作?で今年放送の「ちゅらさん4」には出るのだろうか。国仲の弟役、山田孝之は出ないらしい。そういえば菅野美穂は4月から「研音」に移籍した。

11日(木)
●TBS「渡る世間は鬼ばかり
泉ピン子の娘役・吉村涼が結婚を考えている相手、村田雄浩を家に連れてくる。父親の角野卓造(酒に酔っぱらう演技が最高だが、今回は控えめ)が気に入り、娘と勝手に盛り上がる角野にピン子、えなりかずきが不満。カラダにフィットした吉村の衣装がよかった。

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12日(金)
●日テレ「太田総理」
「熱血教師禁止」と「少年犯罪の報道禁止」の2本。いずれも否決される。元文春の花田紀凱らも“議員”として出席していたが、発言シーンは映らず。2本立てだと、発言シーンが映るのは国会議員とケビンだけ、にもなりかねないので、テーマは1本に絞ってもいような気もするが、それでは視聴者が飽きるかな。中入りに陳情コーナー「聞いてよ!田中ちゃん」を挟んでみるとか。放送時間も金曜8時でなく、月曜10時のほうがよかった。

●テレ東「元祖!でぶや」
テレビ誌では「博多編」となっていたが「別府・由布院編」に変更。ゲストは渡辺徹西村知美。“大盛り企画”などは姿を消し、ほとんど「もしもツアーズ」のような観光ガイド的内容。20時台に移動して視聴率もイマイチな「でぶや」、そろそろ深夜(関東ローカル)に戻し、マニア向けの濃い内容に帰って欲しいような気もする。

●テレ朝「富豪刑事デラックス
インチキ占い師(秋本奈緒美)のウソを暴くために、自らカリスマ占い師になる美和子(深田恭子)…荒唐無稽な展開がウリのドラマだが、今回の内容では、広告キャッチの「本格派ミステリー」とは僭称なり。

●TBS「クロサギ
堀北真希の絶縁状態の父(泉谷しげる)が、ネットでニセブランド品を売りさばく犯罪に荷担。山下智久の滑舌の悪さは仕方ないが、変身シーンはもう少しうまく化けて欲しい。

●テレ朝「爆笑問題の検索ちゃんぴおん
15歳で吉本興業入りした千原ジュニアがゲスト。

●テレ朝「マシューUV
ゲストは榮倉奈々。ゲストとのトークもいいが、23時時代の「平野レミ」など、過去の名コーナーも復活して欲しい。

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